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  • 2019.10.12  アサヒカメラ9月号特集記事

    *風景写真が危ない! 「レタッチしすぎ」の罠

    興味深い記事が掲載されました。スクールにて修正を教えてる身として共感を覚えます。広告写真を撮影してた現状では大げさでに言えば合成が当たり前でした。また肌も相当にいじります(汗)。色も加工します。歪な形も直します、そうです、なんでも有りの世界で注文に合わせて修正加工、レタッチします。でもその現場を離れ、自然を相手に撮影してると照明は太陽一つで思うような光が創れませんね。あそこが暗いからもう1灯当ててとか、あっちの光が強すぎるから抑えてとか、細かなライティングが出来ません。だから風景と対峙するには「時間=太陽の位置」が重要になります。それに応じて色やコントラストも変化します。十分に計画を立て望む場所に望む時間で撮影してjpeg撮って出しでも、Rawでも、きっと素晴らしい写真が撮れても尚レタッチする-そのレタッチは、しすぎ?、と自問自答します。自然な色を「自分の好きな色」に追い求める傾向にあるのが人間、彩度をアップしていわゆる期待色、希望色に、それならそれは「イメージ写真」に変化します。私はそれを否定しませんし自分で楽しむ分には良いと思います、自分の部屋に飾りそれが好きなんですから。

    今回の記事のテーマは(以下引用→「レタッチ教科書」が沢山あってアマチュアがそれに習って過度にレタッチし、それを入選目的にコンテストに出して競う、審査する側も素人がいて思わずそれに票を入れる現状を憂いている、)ということです。フィルム時代と違い乱暴な言い方ですが、プロのカメラマンの写真展も今は疑ってかかるべきで、ましてやカメラメーカー主催の写真展はカメラの性能も自慢してるので果たして…、どうなんでしょうね、あ、色などについてですよ、、もっと別の見方、構図とかテーマとか視点に注目して勉強させて貰っています。デジタルは怖いですねぇ、自分の写真を外に発表するなら、キチンと責任持ちましょう、ね。最後に…、、

     

    「自然を自然に表現して欲しい、レタッチで見たことのないような風景にしてしまうから違和感を覚えるんです。」と米美知子さんが仰っています。

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