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2023.04.20春の知らせ、桜の前に…。

ご存知のようにサッポロの桜は4月の連休から始まる。今年は早く咲き今日は4月の20日、開花宣言して5日目だ。大通公園に様子を見に行ったがまだ五分咲きで明日はやっと晴れマークなんで撮影に出かける予定。さて、3年目の春だけど今年は昨年よりも下を見て探しての撮影が多かった。花の撮影はジャンルとして縁遠い被写体でそれでも桜や梅を待つ日々。つまり上を見る被写体。なぜ下を見るか?それは「雪が溶けるのを感じるのは下を見る」からに他ならない…雪国サッポロだから。そして表れるのは土と枯れ葉、それを突き破って咲く花。勿論、神宮や代々木公園、昭和記念公園など足を伸ばせばいくらでも小さな花たちが生まれて来てるのだろう。いつぞや生徒さんと代々木公園に実践で出向いた時はフクジュソウに感動もした。その感動物語が下を見て歩くといくらでも散歩中に出会うし広い公園があちこちにあり、沢山の小さな生命達に出会うことを3年目にして初めて知った。北国は気温ではなく花で春を知る。去年も一昨年も撮影はしたが今年はもっと沢山の知らない花が咲き誇って撮影を夢中にさせる。しかしここで撮影後に改めてPCで見ると、なんともまぁ植物図鑑写真で悲しくなる。アップでボケを狙う撮影は飽きがくる、引いて撮れば余計なものが入り込む、つまりは野生の花たちはテクニックよりも「目で探す」努力と「構図」が物を言う被写体で一番難しいのではと感じさせる。まぁなんでもそうだとは思うが、やっぱり写真は人間性と言うかその美的感性の世界なんだなぁと。。

 

一つ、足りないのは「カタクリ」、これも迂闊に撮影すると植物図鑑になりそ。。

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