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2013.12.29 東京駅夜景撮影会

今年も無事に締めくくりの夜景撮影にて終了です。今回は「KITTEと丸の内界隈のイルミネーション」ですが、生憎の雨でイルミネーションは少なく、KITTEのツリーが多い出展でした。七色に変化する照明でしたが何故か白色が多く…白い照明時が良かったのかな。今年はスクールの撮影会以外にも皆さんの個人的な撮影会に出席させて頂く機会にも恵まれ現場を目の当たりに。今回の夜景の写真も思う事あって、総括したいと珍しく一言書かせてもらいます。
言いたい事、沢山ありますが(笑)、この二つに絞ります。「何も思わないでその風景を前に、風景に撮らされてる」と「写真を撮ったら確認して出来上がりの明暗に疑問を抱かない」でしょうか。特に今回の夜景やツリーを見ると暗いと思います。写真の明暗は各人好きで構わないのですが、果たして同じ所で明暗を変えて撮ってるでしょうか。今書店に並んでるカメラ雑誌に企画としてメインにあったのですが、「写真は明と暗」とあります。皆さんは贅沢です。フィルム時代を声高に言うつもりでないですが、後で「もっと明るく撮ってれば良かった」と何千回後悔したでしょう(汗)。今は確認できる幸せがデジタルです。以前は写ってる事にホッとしていましたが、「こう写るなら、二枚目、これならどうだ!」と創り上げるアクションに努力しましょう。それが「センス」を育成します。後でフォトショでなんとか…、という考えはスクールでは否としていますよね。撮影時に完成を目指して下さいよ。さて順序が逆になりましたがもう一つ。写欲が湧く物に出会ったら直ぐにカメラを構えないで!まずは何に感動したのか、主役を決める事。それからどういう範囲で撮るかを。そこからでしょ、カメラを構えるのは。レンズの焦点距離もズームなんですから自在に変えてここだっ!を見付けて下さいよ。終了した生徒さん達に来年も真摯に向き合って時には厳しく、普段は友人として、写真と長く付き合い楽しみましょうね。あっ、苦しい時も勿論ありますね。

 

   

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