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2008年の独り言

今日は三脚のお話です。生徒さん達が困ってる最大の問題です。「先生、どんな三脚が良いの?」といつも質問されます。まず、軽量で小さい物、を皆さんお求めですね。お気持ちは理解できますが、ご自分の一眼デジカメのレンズ付きでの重量を知ることです。皆さんがお持ちのカメラとレンズを合わせると多分1.5kg位では?つまりこの重量をしっかり支えることができる三脚が必要最低限になりますね。カタログで選ぶ際に「この三脚は何グラムまで」と書いてあります。次に脚の部分とカメラを載せる部分(雲台)が別々になってるもの、一緒の物、と二種類あります。
一緒になってる物は小型から中型までありこの中で重量をカバーする三脚であれば良いでしょう(この段階で絞れます)。ただし注意することはまず脚を一杯伸ばして何cm?、その時にほぼ首あたりまであればOK、三脚の真ん中にもう一本伸ばすセンターポールがありますので結果的にはもう少し上がりますね。さらに言うと変なお話ですが一杯に伸ばすと逆に下の脚が細く不安定になるのです。上から手のひらで下におもいっきり押すと堅牢度がわかります。まぁ、あまり一杯に伸ばして撮影する事はありませんが。次に注意する事は雲台です。カメラを動かす重要な部分ですが棒が何本あるでしょう?左右上下に倒す為の棒なんですが最低二本あるはずです。握りやすいですか、動かしやすいですか?その辺も触って確かめて下さいね。以上の条件を満たす物は大体一万円以上になります。後はその物の重量です。結構重い結果で思わず遠慮しちゃいます。でもデジタルはブレに敏感に反応しますのでマクロ的に写真を撮る人は必需品になります。ちょっと上に三脚を紹介します。この三脚は私も量販店で知りました。メーカーは外国産で有名な「ジッツオ」と言います。私は中型と大型二本持ってます。歩きながら持つものではありません。最近はカーボンでできてるのもあり軽量ですがお値段が高いです(カメラボディ買えます)。で、上記のモデルは「エクスプローラー」と言いアルミニウム素材です。ちと柔な感はありますがバランス(お値段、重さ、使い勝手など)が良くお勧めモデルですね。その中でもこれは!と思う特徴が。一つ目は一本一本がバラバラに開脚しそのストッパーが簡単。足場が悪いときなど便利です。地上数センチまで下がれますので昨今ライブヴューを搭載するカメラと組み合わせは抜群でしょう。二つ目はこのセンターポールが特徴で真ん中にはありません。写真にあるようになんと水平にできるように、です。(他のメーカーにもあります)印刷を複写したのでわかり難いかもしれませんが水平だけではなく色々な角度に倒せるので被写体に向けて自由自在に。この発想は素晴らしいです。畳んだ高さもこんな感じです。これで量販店で二万円で売ってました。でも雲台は別に買わなくてはなりません。別途出費はありますが、セットではない利点を活かし使い易い物を選べるメリット、これは逆に嬉しいものです。写真の物は同じメーカーで揃えましたが、ネジは共通なので国産の物も選べます。色々ですが一万円前後であるでしょう。兎に角夜景撮影や近接(マクロ)では必要ですが持って歩くには邪魔です、間違いなく。迷う買い物ですね。頻度を考えて悩みましょう(笑)。

 

珍しく昨日の出来事のアップです。年に一度の撮影機材業界の大イベントPIEが東京ビックサイトで始まりました。まぁ平日だった為か入場も混雑なく会場内も16時位までいましたが今年は出展数も何か昨年の盛り上がりに欠ける少なさを感じたのは私だけでしょうか。生徒さん達にもお誘いをして10名ほどご一緒しました。興味のある所が各自違うので中ではバラバラ、私も結局一人で。今年の目玉は?何か。ニコン一社の勝ちではと。ブースでのプレゼンテーションは群を抜いて素晴らしい物がありましたね。D3,D300,D60と新製品のラッシュ!キャノンはKissX2位。ソニーもα350で奮闘。オリンパスもE420、ペンタックスはK20D、コンデジでは松下電器のlUMIXが同社初のタッチパネル式背面液晶でなんとタッチした被写体を自動追尾してフォーカスも露出もOKという凄技。案外ワンチャンの走りを軽くクリアーするかもね?。で、私はそんなの関係なく生徒さん達から突っ込まれないように周辺機器巡り。まず三脚はこんなのありました。値段は分かりませんがこれからの主流になるのでしょうか。バッグも個人的に前回高尾山での反省がありリュックタイプに目がいきます。でもね、いちいち降ろさないとカメラが・・、面倒なんです。でもこれは普段は手に、時にはリュック、色もいいでしょ。でもこれだ!と言うものはなかなか見つかりません。他にはプリンター用紙に興味津々、PC竹尾は良いなぁ。また照明機材のコンパクトストロボ、後はデジタル系ソフトかな。そうそうナナオのモニターが安いの出ましたね。でも今回は密かに狙ったものあり!それはシグマのDP1です。何故かって?それはねぇ、なんとRGBそれぞれ1枚づつセンサーがあってローパスフィルターってのがないのですよ。そのせいで出来上がる写真画質が半端なく綺麗!28ミリ単焦点でフードや別売のファインダーなど、RAWも撮影でき、1400万画素。一度皆さんHPを尋ねて見て下さい。かっこ良いっすよ。欲しいなぁ!でも9万・・・・。お疲れ様でした。

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